徒 歩 進 香[巡 礼]

ハマるぞ台湾!道教文化

[道教御祭]鹽水蜂炮レポート

 
毎年元宵節に行われる、無数に発射されるロケット花火で有名なお祭りです。今後初めて参加される方のために、詳細レポートを残しておきます。
 

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【鹽水蜂炮】

 

主催廟:鹽水武廟[建立年不明] 

開催時期:旧暦1月14日~15日

開催期間:2日間

参加人数:20万人以上

特徴:三大爆竹祭の一つに数えられる台湾を代表するお祭り。月津港ランタンフェスティバルも同時開催

住所:台南市鹽水區武廟路87號

アクセス:鹽水地政事務所バス停下車徒歩5分(新営駅前からバスで15分)

参考HP:

塩水蜂炮(行事・信仰)-台湾宗教文化地図-臺灣宗教百景

2019臺灣慶元宵-鹽水蜂炮 > 臺灣觀光年曆

 

蜂炮について

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その起源については諸説あるようです。一般的に言われているものは、19世紀末、疫病から人々を救うために武廟の神輿が街をめぐった際、住民たちが爆竹をならしたことが起源となったそうです。それが定着し、第二次世界大戦後にはロケット花火が使われはじめ、80年代になり炮城(ロケット花火発射台)が導入されました。
 

初日

元宵節のイベントとしては、台東で行われる寒單と参加を迷いましたが、台東はとても遠く、現地まで行くのが億劫だった為、鹽水蜂炮に決めました。
 

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鹽水には宿泊施設が少なく、隣町の新営駅近くにある安ホテルに拠点を置きました。この街に滞在するのも4回目となり、どうも縁があるようです。ホテルに着くと、なんと当日でもまだ空室がありました。新営には大きなホテルがないため、それほど遠くはない嘉義市に拠点をおいてもいいと思います。その際は鹽水まで来てくれるタクシー会社の番号を事前に入手しておきましょう。

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安ホテルはまずシーツの交換をしていないので、宿泊する際はこのような簡易寝袋を持参しています。ホテルにチェックインし荷物を置いた後、すぐに鹽水に向かいます
 

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新営駅前のバス乗り場から鹽水まで約15分です。
 

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お祭り期間中のバスの時刻表が掲示されていました。
 

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深夜まで臨時バスが走っていますね。
もし鹽水行きのバスが満員で乗れなかった場合は、駅前に並んでいるタクシーで向かいましょう。鹽水の中心部までは入れませんので、初日の早い時間であれば橋南老街の入口辺りまで、混んでくると明達中学辺りまでは行ってくれると思います。料金は200元前後が目安です。改札を出たところに、タクシーの客引きが数人います。田舎のタクシーはメーターを使いませんので、事前にしっかりと料金を確認しましょう。もし不安がある場合は、新営駅にあるツーリストインフォメーションの方に料金の確認をお願いしてみて下さい。忙しくなければ、親切に対応いただけると思います。
 

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13時半ごろ鹽水に到着しました。お祭り初日で時間的にも早かったので、バスは街中まで入ることができました。鹽水にはこれまで10回以上来たことがあり、おおよその地理は把握出来ています。蜂炮の本番は二日目となるため、初日の観光客はそれほど多くはありません。
 
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まずは以前遶境に参加した鹽水護庇宮をお参りします。
 

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次に以前徒歩進香の際に訪れた鹽水大眾廟に立ち寄りました。
 

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そして鹽水蜂炮が開催される鹽水武廟に向かいます。まだ街は普段とそれほど変わりません。

 

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鹽水武廟に到着です。観光客はまだまばらですね。

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廟の隣では、特産物や土産物を売るテントが軒を連ねています。
 

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廟前の道路には、かなり大規模な夜市が開かれていました。
 

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まずは神様にご挨拶します。蜂炮での安全を祈願しました。
 

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お参り後は街をぶらつきながら、街中で売られている防護用品の相場を調べて回ります。
 

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左が1450元、右が2150元だそうです。結構高いですね。防護用品の価格については、下の方で詳しく紹介しています。その後遶境の時にお世話になった方のところに挨拶に立ち寄りました。するとその方の知り合いのお店に連れて行ってくれることになりました。
 

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しかしどうやら街全体で話ができているようで、値下げは叶いませんでした…… 結局複数のお店で、ばらばらに揃えることにしました。厚手のコート850、ズボンの下に履くジャージ150、ヘルメット300の計1300元です。タオル、マスク、手袋は自宅から持参しています。
ズボンはジーンズではなく、厚手の綿のズボンでしたので、念のために内側に履くジャージを購入しましたが、結果的に不要だったように思います。
 

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18時を過ぎ、廟の前に炮城が設置されました。
 

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メディアの方々も準備万端です。
 

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19時になり、ついに武廟の前において、最初の蜂炮が始まりました。

 

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蜂炮が終わると、神輿はABCD4つのルートに分かれて一斉の廟を出発していきます。
 

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事前に地元の方たちに聞いて回ったのですが、毎年いろいろな変更があるらしく、おすすめの炮城がいつ、どこで行われるのか、上記の表以上のことはわかりませんでした。また表の時間通りにもいかないようです。
そこでAルートについていこうと計画をしていましたが、神輿が次々と出発していく中で、どの神輿がどの路線なのかさっぱり分かりません。
 

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とりあえず適当に神輿を追って出発しました。その後細い路地で他のルートの神輿と交錯するなどし、ますます訳が分からなくなってきました。
 

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住宅地では住民の方々が「擺香案」で神輿を迎えます。盛大に爆竹が鳴らされますが、なぜかロケット花火は見られません。神輿が到着すると、事前に申請した企業や個人が炮城を準備し、神輿に向けてロケット花火を発射すると聞いていたのですが…
 

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だんだんと田舎道を奥に進んでいきます。神輿を引いている方に話を聞くと、私がついて来たのはどうやらCルートだったようです。しかしこのルートは蜂炮が少ないらしく、急遽街中に戻ることにしました。遠くの方では花火が盛大に打ちあげられています。
 

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護庇宮の近くの交差点で、炮城を見つけました。このような小規模の炮城による蜂炮がいろいろなところで断続的に行われています。大規模なものはみな二日目となるようです。ほかの交差点でも同様に蜂炮が行われていました。
 

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早速小規模な炮城に参戦です。蜂炮が行われる前には金紙が焼かれます。
 

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蜂炮がスタートしました。蜂炮が始まるとみな一斉に炮城に背を向け、ロケット花火の背中で受けとめます。その際は小刻みに足踏みをしながら、火の粉を振るい落とします。ロケット花火を身体で受けることで、厄落としとなり、運が向上すると信じられているようです。
 
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その後この交差点では、爆竹や蜂炮が何度も行われました。音もさることながら、ロケット花火の直撃を食らうと結構痛いですね。
 

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繰り返し蜂炮を受けていたところ、上着が焼けて穴が開いてしまいました。知り合いを訪ね、穴をふさいで再チャレンジします。
 

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時間が遅くなるにつれ参加者が増えてくると、炮城のすぐ前に立ちロケット花火をふさぐ人たちが出始めました。このように炮城の目前に立つことで、神輿やほかの参加者までロケット花火が届かなくなり、近年大きな問題となっているようです。本来のルールでは、神輿と炮城の間に立って塞いではいけないということになっています。ネット上でも多くの批判の声が上がっていました。
ただ現実問題として、神輿の横に立ち蜂炮を待っていても、始まる前に炮城はこのように塞がれてしまいます。そうなると蜂炮を受けたい人たちは、必然的に間に立たざるを得なくなってきます。これについては、主催廟が何かしらの規制をしていくしか手はなさそうです。
こうして21時半ごろまでその場にいましたが、炮城は塞がれ、あまり飛んで来なくなってしまったので、早めに帰路につきました。
 

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帰り道の橋南老街は人で溢れかえっています。
 

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鹽水から外に出る道はどこも渋滞です。市街地を抜けた明達中学まで歩いて、新営のタクシーに迎えに来ていただきました。
 

二日目

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いよいよ本番の二日目になりました。あまり早く行っても仕方がないのですが、15時ぐらいには鹽水入りしました。当日バスは、町はずれに作られた臨時バス停止まりとなり、そこから歩いて市街地へ向かいます。
 

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穴の開いた上着もガムテで補強し、準備万端です。
 

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街中には夜の蜂炮に備えて、早くも炮城が準備されていました。まずは知り合いのところに防護服セットを預け、街をぶらぶらしながら、炮城の場所や時間を確認して周ります。

 

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こちらでは、炮城にロケット花火をセッティング中のようです。

 

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今夜のメイン会場となる鹽水国中のグラウンドを下見に来ました。来賓の観覧席の前に3台の炮城がセットされています。ここは21時のスタートになります。

 

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360° 炮城はBルートのラストを飾り、深夜1~2時ぐらいになるようです。

 

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爆竹が巻かれた人形炮城はCルートで、19時のスタート直後との情報を得ました。

 

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吊るされたひょうたんのようなものの穴の中に、爆竹を投げ入れるというイベントが行われていました。1回50元ですが、かなり難しく全く入りませんでした。

 

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武廟の前にはすでに大勢の参加者が集まっています。

 

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18時を回り、ものすごい人ごみです。防具服を着こみ、みなさん19時に武廟前で行われる最初の炮城のスタートを待っています。周りからは日本語も頻繁に聞こえてきます。

蜂炮には関係ありませんが、この頃に徒歩進香の大甲媽祖と白沙屯媽祖の日程が丸かぶりという情報が入り、テンションはかなり下がってきていました。

 

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時間が近づき、炮城の発射口が開かれました。

 

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蜂炮の前には、火花の滝が行われます。

 

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いよいよ二日目の蜂炮がスタートです。ロケット花火もさることながら、人ごみに押されまくってとにかく大変でした。
 

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蜂炮の煙が消え去るのを待たずに、神輿は次々と出発していきます。出発してすぐのAルートにおいて、大規模な炮城があるという情報を得ていたので、急いで後を追いかけます。
 

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民家からは手持ちロケット花火が発射されていました。

  

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なんとかお目当ての炮城に間に合いました。

 

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大規模な炮城では、蜂炮前にセットで火花の滝が行われるようです。みなさん火花の下をくぐっています。

 

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なかなか激しい蜂炮です。メイン会場を含めて、その後いろいろ周りましたが、個人的にはここが一番良かったように思います。

 

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時間は早いですが、20時過ぎにメイン会場に入りました。疲れてきたので小休止です。

 

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21時が近づくと多くの参加者が集まってきました。

 

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炮城の扉が開かれました。すごい数のロケット花火です。
 

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そしてメイン会場の蜂炮が始まりました。三台ある炮城から同時に発射されるのかと楽しみにしていましたが、一台ずつの発射となりちょっと拍子抜けです。それよりも驚いたのが、右側にいる廟のスタッフの方です。防護服を着ておらず、ヘルメットも眼鏡もかけず、蜂炮の最前線を行ったり来たりしていました。

 

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このぐらい離れても、たまに流れロケットは飛んできます。

 

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その後街中をぐるぐると歩き回り、小中規模の炮城を楽しみました。しかし炮城のすぐ目の前に立ちロケット花火を塞ぐ人たちが大勢いて、正直楽しさも半減です。

 

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水上燈会会場から眺める花火です。至る所で打ち上げられる花火が、とてもきれいだったのが印象的です。花火大会として見ても十分素晴らしいと思います。

 

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深夜1時ごろ360°炮城の様子を見に行くと、ちょうど発射の準備中でした。ただ正直、蜂炮は期待したほどではありませんでした。これは近くで受けるよりも、遠巻きから見た方が楽しかったのかもしれません。

 

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路上はどこもかしこもロケット花火の残骸であふれかえっています。二日目はこうして蜂炮会場を後にしました。しかしタクシーを呼ぶために町はずれまで歩いていく途中でも、いくつもの炮城につかまり、最後までロケット花火を受け続けることになりました。

 

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防護用上着は最終的にこんな感じです。ホテルの方に捨てていただきました。

 

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初日水をつけすぎてタオルが外れてしまったため、水の量を少なめにしたところ、火の粉が残ってしまい、後ろにいた参加者の方が親切に消火してくれました。

このヘルメットは知り合いにあげようと思っていましたが、うかつにも帰りの電車の網棚に忘れてきました。

 

つわもの達

鹽水蜂炮で見かけたつわものたちです。

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一風変わった像を背負っています。

 

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この防護服は何年物でしょうか。 

 

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ATフィールドにしては、簡単に穴が開きそうです。 

 

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もはや完全にウケ狙いで、記念撮影が殺到していました。

 

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この方はTシャツ一枚で蜂炮を受け、背中は火傷だらけになっていました。他にも同じような方がいるようで、かなり危険ですね。
 

注意点

鹽水蜂炮を楽しむための注意点について書きたいと思います。

 

1.まずは火傷やケガをしないようしっかりと防護することが必要です。毎年けが人が出ています。服装については、下の方で詳しく説明します。

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2.すごい人混みのため、場所の取り合いやぶつかったぶつからないで喧嘩が起こります。以下のニュースのように集団での殴り合いもいくつか起きています。

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ロケット花火を浴びる時は、火の粉を払うためにみな身体を上下に動かします。そのため周りの人たちとバンバンぶつかり合います。私もとある炮城にいた際、前にいた人がロケット花火も来ていないのに一人激しく上下にジャンプし、私にガンガンぶつかってきました。さらにものすごい勢いで私に体当たりし、私は後の人にぶつかり、そこから押し返され、さらに前にぶつかるという状況に遭いました。
さらに大きな炮城では、廟のスタッフが発射台前の空間を確保するために、群衆を外に向かって推し出してくることがあります。その際は前後人に挟まれながらすごい勢いで押されますので、転ばないように十分気を付けましょう。また路上でも神輿が通る際は、人ごみの中を突っ込んできます。突き飛ばされたりもしますので、背後にも十分気を付けてください。
過度の心配は不要ですが、外国人が巻き込まれると非常に厄介ですので、争いごとには十分注意しましょう。
 
3.人混みには必ずスリや痴漢がいます。貴重品の管理や女性の方は十分気を付けてください。
 
4.疲労に注意しましょう。蜂炮に参加していると、想像以上に体力を消耗します。相当な距離を歩き、炮城ではジャンプを繰り返すことで、夜も更けてくるとふらふらになってきます。初日は3万歩以上、二日目も2万歩以上歩きました。途中途中で適度な休憩を取ることが大切です。また防護服を着ると非常に暑く、かなり汗をかきます。水分補給や着替えについても対策が必要になります。ただ着替えても着替えても、Tシャツは汗でびっしょりとなります。
 

参戦方法による安全対策案

まず大きく分けて、次の3つの参加方法が考えられます。

 

[1]がっつりロケット花火を浴びたい人

発射台の近くでロケット花火の直撃を受けるのは、何と言ってもこのお祭りの醍醐味です。ただ当然さまざまな危険が伴います。

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[2]少し離れたところで流れ弾に当たりたい人

このような人は炮城にはあまり近寄らず、神輿の後ろぐらいがいいでしょう。その辺りであれば、流れロケット花火も結構飛んできます。

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[3]遠巻きから見学したい人

ロケット花火には当たらずに、遠くから四方に飛んでいくロケット花火を見学することもできます。

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ロケット花火のみならず、とにかく至る所でものすごい数の打ち上げ花火が上げられるので、それをメインで楽しむのもいいかと思いますよ。 

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<安全対策案>

[1]

まず1の人は、完全防備が必要です。

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このようなヘルメットと首周りのガードがセットになったものがいいでしょう。現地で売られていますが、600元から900元程度だったと思います。

 

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上着は背中が耐久性の高い生地で覆われたものがいいですね。厚手のコートは衝撃は抑えられますが、焼ける可能性が高くなります。 写真のセットは2000元で売られていました。結構お高いので、厚手の着古したコートの背中部分にキャンバス生地を縫い付けて自作してもいいと思います。

 

ズボンは現地では売っていませんので、事前に準備してください。ジーパンでかまいませんが、タイトなものは当たるとかなり痛いので、ゆったりした大きめのサイズのものがいいでしょう。またズボンの裾は輪ゴムで留めた方が安全です。路上にバウンドしたロケット花火がズボンの裾から中に入り火傷したケースもありました。心配な方はジーンズの下にもう一枚着こんでもいいでしょう。 ロケット花火を受ける際は、袖も身体の前においた方が安全です。

  

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手袋は軍手ではなく、もう少し丈夫なものがいいと思います。手に当たると結構痛いです。私は手のひら部分が強化された軍手を逆にして装着していました。

当然マスクも必要ですよ。靴はカジュアルシューズやスポーツシューズで大丈夫でしょう。

 

[2]

2の人もヘルメットは必ず着用しましょう。

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首周りはタオルを購入し巻き付けます。タオルも一緒に購入すればガムテで張り付けてくれます。ただタオルは参加前に必ず水で軽く湿らせてください。さもないとロケット花火で焼けてしまいます。ヘルメットは400元+タオル100元で売られていました。

 

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上着は厚手のコートで大丈夫です。この手のものはどこの店でも850元で統一されていました。

 

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ズボンはジーパン、靴はスポーツシューズでOK。軍手やマスクもお忘れなく。軍手、マスク共に10元で売られています。

 

[3]

3のケースでも、出来ればヘルメットは欲しいところですが、最低でも眼鏡かゴーグルは装着してください。ゴーグルは売られていないので、事前に準備した方がいいでしょう。ゴーグルをつけている人は見かけませんでしたが、誰も気にしないと思います。遠巻きでもヘルメットをかぶっている人は大勢います。

数十メートル離れていても、時折流れロケット花火が飛んできます。安全装備を身に着けていない人たちは、キャーキャー叫びながら逃げまどっていました。私も休憩時に発射場所から50m程度離れていたのですが、ヘルメットを脱いでいる顔の近くを流れロケット花火がかすめていきました。もう一度書きますが、とにかく目だけはしっかりと守ってください。服装は半そで半ズボン、スカートは避け、できればジーンズ生地の長そでにジーパンで参加してください。

 

開催時間について

事前の案内では、初日は午後6時から午後11時ごろまで、二日目は午後6時から深夜2時ごろまでとありましたが、実際には両日とも午後7時に始まり、終了時刻は初日は深夜2時過ぎ、二日目は明け方4時ぐらいまで行われていたようです。
現地到着時間の目安としては、あまり早く行き過ぎても時間を持て余しますので、17時過ぎで十分だと思いますが、当然バスに乗れない可能性が出てきます。そこで15時ぐらいを目安に現地入りし、橋南老街や武廟前の夜市を楽しんだり、武廟をお参りしたりして過ごしましょう。その時間で防護服を買うこともできます 
 

観光ポイント

鹽水にはあまり観光する場所はないのですが、いくつかご紹介します。

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月津港
 

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八角
 

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鹽水天主堂
 

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鹽水美食城 および隣の映画館 
 

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鹽水護庇宮の裏から伸びる細い路地
 

最後に

2019年は例年に比べ、炮城も観光客も少なめだったようです。それでもものすごい人出でした。2020年は開催時期が金土と週末にかかるので、さらなる人の出が予想されています。参加される方は安全対策以外にも、現地入りの方法やホテルへの帰り方を含めて、事前にしっかりと計画を立てることをおすすめします。
 
 
 

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