徒 歩 進 香[巡 礼]

ハマるぞ台湾!道教文化

徒歩進香の日程および申込

 

二大徒歩進香の 2019年 日程や申込方法、参加までの流れについて解説いたします。

 

 

[目次]

 

 

大甲媽祖遶境進香活動

    4月8日 〜 4月16日(4/7夜出発)

 

  鎮瀾宮出発:4月 7日(日)22時

  新港 到着:4月10日(水)

  鎮瀾宮戻り:4月16日(火) 

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2019年、まさかの白沙屯媽祖と日程が丸かぶりとなりました。徒歩進香を代表する2大イベントを両方とも参加する予定だった人たちからは、悲鳴に近い声が上がっています。

 

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昨年と比べて、立ち寄り先に多少変更があります。

 

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各種メディアでも、「二大女王の日程が重なり、信者たちは頭を抱える」「100年に一度の重なり」と報道されています。さらには参加を予定していた、徒歩進香仲間の間では根強い人気を誇る龍結福德宮とも日程がかぶっています。

しかも連休明けにまた休むというのもかなり困難になるでしょう。4月5日出発という予想が多かった中、清明節のお墓参りを優先させるために日程が外されたと報道されていました。さらにおそらく、交通の混乱を避けるためという意味合いが大きいと思われます。しかしなぜ23時出発ではなく、22時なのでしょうか。これについてはまだよくわかっていません。

 

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二大徒歩進香の完歩を目指す人にとっては、これで可能性が潰えることになりました。しかし2つとも参加してみたい旅行者の方にとっては、逆に朗報かもしれません。日程が被ることで、1回の来台で2つのイベントに参加できることになり、それぞれの進香団で歩くことができます。恐らく4月14日(日)、大甲媽祖と白沙屯媽祖が共に彰化県員林市を通過、彰化市で駐駕する可能性が高くなっています。間違いなく、大大大混乱でしょう。

熟慮した結果、私は前半を大甲媽祖、後半を白沙屯媽祖でいこうと計画しています。いろいろな意味で最期の参加となりそうなので、身体が持つ限り歩き続けたいと思います。

 

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実は今年、彰化県郊外の路上で歩きの参加者の方に、少しですがSOYJOYを配ろうと計画していました。これまでいろいろいただいたものに対する御返しの気持ちです。往路歩き、復路SOYJOYです。

しかし、SOYJOYの購入先まで目処をつけていたのですが、日程が重なったことで、この計画もダメになってしまいました。

 

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日程が決まると、参加者たちは鎮瀾宮をお参りに訪れ、媽祖に参加の可否を尋ねたり、参加の報告を行います。申込は不要ですが、このお参りが実質の申込になります。

 

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廟では2019年版の帽子とTシャツが売られています。それぞれ300元と230元です。出発の日が近づくと売り切れてしまいますので、欲しい方はお早めに。ネットでも購入可能です。帽子は二種類、Tシャツは四色販売されています。

 

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進香旗を持っている方は、廟内にある進香旗カウンターに持参すると、お札の付け替えや管理の方法をアドバイスいただけます。古いお札は外した後、金紙と共に金炉で焼きました。旗に改めて御朱印を押し、新しい平安符を結び、天公爐、主爐の順で過爐(炉の上で時計回りに3回回す)します。主爐だけでもかまいません。出発の日程が近づくとかなり混みあってきますので、早めにお参りに訪れた方がいいでしょう。

初めて進香旗を持つ人は、廟の入口横にあるお店で購入して下さい。お札を結び付けたり、旗への必要事項の記入などもお手伝いいただけます。ただ進香旗を持つには、最低3年は参加する覚悟が必要になるそうです。

 

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個人的になぜかとても好きな紅綵も50元で売られています。進香参加報告のお参りの際には、所有しているお守りなどの進香グッズや新たに購入したものを忘れずに過爐して下さい。

  

[歩きの計画]

今年は彰化市で「搶轎」を見学しようと計画していましたが、地元の方から「あれはヤラセだよ」と教えられ、少し興ざめしてしまいました。

 

-1日目(4/7)

お昼には大甲入りし、媽祖に到着と出発準備OKの報告をした後、近くの小学校か市場で場所を探し仮眠をとる予定です。夜は鎮瀾宮で出発の雰囲気を味わい、神輿と一緒に出発をします。

 

1日目(4/8)

出発後は神輿から少し先行して歩き、大甲渓の花火を楽しみ、清水、沙鹿辺りで休憩、その後彰化市まで歩きまた休憩します。本当は彰化で神輿の到着を待ちたいところですが、昨年の経験から、彰化市では寝場所の確保が困難になるため、さらに先行して、夕方ごろ員林市で寝場所を探す予定です。ただ公園や施設、廟などはあるのですが、問題は携帯の充電ができるか否かになります。 

 

2日目(4/9)

予定では神輿は早朝4時過ぎに員林市を通過することになっています。そこで神輿が通過する前の深夜には出発し、西螺を目指します。途中北斗で休憩し、西螺でも休憩をとります。往路の難所は西螺を過ぎた後の雲林県です。とにかく街灯がなく暗い夜道は危険で、道に迷いやすくなります。そこで西螺から土庫の間をまだ明るいうちに歩き抜ける計画です。土庫には遅くとも19時ぐらいには到着したいと思っています。この日は土庫で寝場所を探す予定です。

 

3日目(4/10)

2日目に土庫まで入ることが出来れば、3日目は比較的楽になります。空が明るくなった頃に出発し、新港鄉に入った後は、場所を見つけて神輿の到着を待ち、神輿と共に新港奉天宮入りをしたいと考えています。

 

 

 

白沙屯拱天宮天上聖母北港進香

     4月8日 〜 17日

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    拱天宮出発:4月 8日(月)午前1時20分

    北港 到着:4月11日(木)

    拱天宮戻り:4月17日(水)午後2時25分

 

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〇申込案内

 参加申込受付開始 :  2月27日(~4月7日迄)

 申込受付     : 拱天宮内受付

 参加申込費用   :   700元

 観光バス申込費用 :  1800元(+700元)

 

※2018とありますが、2019の情報が掲載されています 

 

〇 2019年白沙屯媽祖進香GPS追跡サイト

 

〇申込方法

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今年はベストになります。 去年は上着の数量が足りずに騒がれていましたが、今年は50,000人以上の申込を見込んでいるようです。

 

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参加申込初日は、きれいな青空が広がっています。

 

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早い人は3日前から並んでいます。初日に申し込んでも、後日申し込んでも変わりはないのですが、北港の宿泊先を確保するためには初日から並ぶ必要があるようです。中には腕章の番号が小さいものが欲しいという人もいます。(私です 笑)

申込初日当日は、

媽祖に参加の報告 ⇒ 廟の裏にある香客大楼外の列に並ぶ ⇒ 香客大楼の中に入り番号札の順番を待つ ⇒ 記入内容のチェック ⇒ 番号札を受け取る ⇒ 番号が呼ばれたら事務所前の列に並ぶ ⇒ 事務所で費用を支払う ⇒ 別の部屋で引換券を渡して帽子などを受け取る

という流れになります。

 

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通常時は、事務所で申込書を受け取り、記入後支払いをして引換券を受領します。その後別室で引換券を渡して、帽子やベストを受け取ります。混んでなければ、5分もあれば終わる手続きです。

 

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初日は一人が数十人という団体を申し込むケースが多く、宿泊先の受付にも時間がかかるため、列は全く動きません。宿泊の要望がない方は、申込受付開始2日目以降に行かれることをおすすめします。

参加人数があまりにも増えてきたことにより、今後ネット申し込みや、団体・個人受付の分離などの方策も検討されているようです。

 

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私は8時間並びましたが結局申し込みが出来ず、後日知り合いが代わりに行ってくれました。申込受付2日目以降は二二八の連休に入ったものの、待ち時間はそれほど長くなく申し込みが出来たようです。

また申込期間の後半になると、やはりベストの数量不足が叫ばれていました。そこで出来れば早めに、申し込みを済ませた方がいいと思います。

 

[歩きの計画]

大甲媽祖遶境進香が新港に到着した後、隣町北港に予約した格安ゲストハウスで一泊します。ゲストハウスへ前もって白沙屯媽祖進香で使用する進香グッズや結縁品、着替え一式を送っておき、それと入れ替えに、大甲媽祖遶境進香で使用した進香グッズや洗濯物などを自宅に送り返します。

 

一日目(4/11)

午前に北辰派出所へ白沙屯媽祖を迎えに行きます。その後神輿と共に北港朝天宮まで歩いた後、近くで寝場所を探します。当然ですが、これがかなり困難になると予想されます。

 

二日目(4/12) ~ 七日目(4/17)

あとは媽祖と共に歩き、白沙屯まで神輿についていくだけです。そして神輿が駐駕した近くで寝場所を探します。

 二日目

 朝5時に朝天宮を出発します。

 虎尾で駐駕(予想)

 三日目

 田中で駐駕(予想)

 四日目

 大肚で駐駕(予想)

 この日に彰化県のどこかで大甲媽祖とすれ違うと予想しています。

 五日目

 大甲で駐駕(予想)

 六日目

 通宵慈后宮で駐駕

 ここまでくれば白沙屯はすぐ目の前です。

 七日目

 午後白沙屯拱天宮に到着

 これで終了となります。

 

 

チケット争奪戦

3月20日深夜0時に毎年恒例の指定席争奪戦が繰り広げられました。今年は大甲媽祖、白沙屯媽祖の日程が被ったため、さらに難易度が上がることが予想され、複数のライングループでは、数日前からチケット予約攻略の情報交換がなされていました。私も仕事が終わった後、仮眠をとり、目覚ましをかけて参戦準備を整えました。そしてなんとか4月7日昼ごろの莒光のチケットをゲットすることが出来ました。当日は午後に大甲入りし、お参り後に場所を探して仮眠をとる予定です。

 

 

当日に向けて

仕事の調整、日程の確保は出来ましたので、あとは身体がもつか否かの勝負です。身寄りのない私は、途中で倒れても特に後悔はありません。実際私だけではなく、癌患者の方も、義足の方も、かなりのご高齢の方も、みな媽祖に付き添い歩いています。ただ現地の方々に迷惑をかけないよう、十分気を付けて歩き続けたいと思います。

 

 

大甲媽祖遶境進香 V.S. 白沙屯媽祖進香

日程がかぶったことで、信者たちはどちらを選ぶのか選択をせまられることになりました。

 

最高の盛り上がりをみせる商業化まっしぐらの「大甲媽祖」

           V.S.

シンプルながら伝統を守り続ける「白沙屯媽祖」

 

このような構図になります。参加者のみなさん、いろいろな想いを持って参加を決めていると思います。周りを見回したところ、熱心な媽祖の信者の方は大甲媽祖の商業化を嫌い、白沙屯媽祖を選んでいるようです。敬虔な信仰心というよりも、にぎやかなイベントに参加したいという方は大甲媽祖を選ぶ傾向にあります。実際白沙屯拱天宮を悪く言う人はあまり見かけませんが、大甲鎮瀾宮を嫌う人の話は時々耳にします。理由は私もなんとなくわかります。

私の場合、信仰心というよりも、大勢の人たちと歩く、道中での人情味を味わうことがメインになるので、大甲媽祖遶境進香を優先させることにしました。ルートが決まっている分、大甲媽祖の方が地域の人たちとのふれあいの機会は必然的に多くなります。ただ陣頭や神輿といった隊列自体は、伝統を守るシンプルな白沙屯媽祖の方が心地よく好きなので、正直かなり迷いました。神輿に付き添い歩いている時も、やはり白沙屯媽祖の方がしっくりきます。

 

[進香団 隊列比較]

《大甲媽祖》 

報馬仔 - 頭旗 - 三仙旗 - 開路鼓 - 大鼓陣 - 頭香 - 貳香 - 叁香 - 贊香 - 繡旗隊 - 福德彌勒團 -  彌勒團 - 太子團 - 神童團 - 莊儀團 - 哨角隊 - 三十六執士隊 - 轎前吹 - 令旗 - 馬頭鑼 - 涼傘 - 神轎 - 自行車

 

《白沙屯媽祖》  

頭旗 - 香擔 - 大轎

 

 

【追記】

2020年日程(予想)

・大甲媽祖遶境進香  3月27日23時起駕 予想(2020年2月8日決定)

・白沙屯媽祖進香   予測不可能(2020年1月9日決定)

 

 

 

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