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徒 歩 進 香[巡 礼]

ハマるぞ台湾!道教文化

[南国生活]台湾プチ移住

 

 

台湾を旅行で訪れ、「一度は台湾で生活してみたい!」と感じた方も多いと思います。実は台湾へのプチ移住はそれほど難しくありません。さらに言えば、かなり簡単だと言ってもいいでしょう。

それでは台湾へのプチ移住の方法について、詳しく解説してまいります。

 

 

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このブログでは、台湾で最大の盛り上がりを見せる台湾道教の巡礼「徒歩進香」を紹介しています。

 

 

[目次]

 

 

プチ移住とは

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プチ移住とは、ここでは3ヵ月から1年未満の短期移住のことを指しています。

3か月未満は旅行、1年を超えるとさすがにプチとは言えなくなるからです。またプチ移住では、本格的な移住とは異なり、旅行者としてビザ免除を利用しながら台湾に長期滞在します。

 

通常どこの国でも、ビザがないと中長期の滞在は難しいのですが、台湾はその点現状かなり緩いと言っていいと思います。わざわざ観光ビザをとるメリットはなく、ビザ免除&ビザラン(ビザ免除期限前に一度海外に出国し再び入国すること)を利用し滞在します。

 

周りの方の話を聞いていると、台湾には実際かなりのプチ移住者が滞在しているようです。また‟ノマド”と呼ばれている人たちも、東南アジアだけではなく、台湾にも多く滞在しています。生活費は東南アジアよりやや高くなりますが、治安や衛生面などは台湾の方が優位にあるのでしょう。

また東南アジアの国々、特にタイではビザランに対し非常に厳しくなったと聞きます。その点台湾はまだゆるゆるの状況です。

 

私も可能ならばハワイにプチ移住して、ゆったりとした時の流れを全身で味わってみたいと夢見ることもあります。この際贅沢は言わないので、バリ島でもかまいません。

だからこそ、台湾好きのみなさんの気持ちはよく理解できます。

 

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プチ移住を実行に移す上で、どうしても立ちはだかるのが言葉の壁です。さすがに全く言葉がしゃべれない人にとって、プチ移住することは容易ではありません。これについては多少準備が必要になるでしょう。

 

また東南アジアや中国などでは、外国人が居住しぶらぶらしていようがあまり気にしません。それに対し台湾人は、年はいくつか、どこで働いているのか、給料はどのくらい、家賃はいくらか、結婚はしているのか等々プライバシーの詮索が大好きであり、外国人であればなおさらです。そのため、滞在目的についてうまく説明できるようにしておいた方が、気持ちよく生活できるでしょう。

 

ビザ免除の身分では当然仕事はできません。台湾に一定期間以上滞在し、台湾で行った作業により収入を得ていた場合、就労ビザがないと不法滞在&脱税になってしまいます。 現地の法を犯すことのないよう注意してください。

 

実際この不法滞在に対しても、台湾政府は現時点で非常に寛容な状況です。台湾では英語教育が盛んなため、欧米の英語塾講師が多数滞在していますが、その多くは就労ビザなしという話も聞きます。しかし実際には、密告などでバレて捕まり、強制送還されている人たちもいます。ビクビクしながら滞在するよりは、正々堂々と貴重な台湾での時間を楽しんだ方がいいですね。

 

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先日、台湾に長期滞在したいという方から相談を受けました。実は以前とある日本人女性が、プチ移住して人生の夏休みを謳歌したいと台湾へやって来たことがあります。こんな風に自由に人生を楽しめる人はうらやましいなあと思いながら、いろいろと相談に乗り、最終的に彼女はプチ移住を成功させました。

 

そこで同じように考えている方がまだまだたくさんいるのではと考え、今回は彼女を例にとり、『台湾プチ移住』の方法をご紹介します。 

ちなみにその彼女(Aさん)には、個人情報は出さないことを条件に、プチ移住の経緯をブログで紹介する許可をいただいております。

 

 

プチ移住の流れ

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まずはプチ移住の大まかな流れを見てみましょう。 

 

1. 日本の生活を整理する

2. 悠游卡を購入する

3. 携帯電話を契約する

4. 住む街を決める

5. 部屋を探す

6. 「591」での物件探し

7. 内見に行く

8. 契約をする

9. 銀行口座を開設する

10. 買い出しに行く

 

この中でメインとなるのは、5から8の賃貸物件契約です。また9の「銀行口座を開設する」もやや難航するかもしれません。

それでは、一つずつ詳しく見ていきます。

 

 

日本の生活を整理する

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プチ移住を考えるということは、日本を長く留守にすることになり、それなりの手続きが必要です。 

まずは住民票の問題があります。住民票を抜くのには大きく2つの目的があり、1つは健康保険、もう1つは住民税です。

 

健康保険は日本不在の期間は支払う必要はありません。さらに退職した後は企業と半々ではなく、全額を自己負担しなければなりません。そのため、日本で治療を受ける必要がない人は、住民票を抜いておいた方が得策です。

ただ健康保険を加入しておくと、日本へ帰国後、海外で受けた治療の費用を申請することで一部が戻ってきます。

 

住民税の免除は1年以上日本を離れ、かつ1月1日時点で日本に住所がないことが条件になります。そのため前年に収入があり、1年程度行かれる予定の方は、日本不在期間が1月1日をまたぎ、かつ1年を超えるよう計算しましょう。これだけで大分節約できます。

 

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賃貸に住んでいる方は部屋を退去し、家具家電などの荷物をどこかに預ける必要があります。実家に頼れる方はそちらへ、難しい方はトランクルームを借りましょう。

 

私の場合はプチ移住ではありませんが、知り合いのところに荷物を預け、住民登録を抜きました。プチ移住をしたAさんの場合は、アパートの部屋を引き払い、実家に荷物と住民票を移しました。

 

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Aさんのケースでは約1年という予定だったため、まずはビザの問題がありました。これがネックとなり、プチ移住をためらう人も多いかもしれません。この点については、記事を書く上でいろいろ調べてみました。

 

日本人には90日のビザ免除があります。結論から言うと、3か月に1回ビザラン(1回出国し再入国)をすれば、1年程度ならまず大丈夫でしょう。ネットで調べたところ、このビザランを数年続けているという強者もいました。

 

もし入国審査で何か聞かれても、台湾文化が好きで体験しているとでも言えば、まず問題ありません。Aさんの場合は、入国審査で何かを聞かれたことはないそうです。また3か月に1回のビザランの際に、日本帰国のほかアジア旅行へも行っていました。 

 

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Aさんは来台半年後に1度帰国したのですが、その目的はクレジットカード付帯の海外旅行保険のリセットのためです。ただ予算に余裕がある人は、海外旅行保険に加入しておいた方が安心でしょう。

 

実際クレジットカード付帯の保険でも大きな問題はありません。クレジットカード付帯保険の条件は2種類あり、日本から現地に向かう飛行機代や空港までの交通費をクレジットカードで決済することで有効になるもの、もう一つは現地で利用した段階で有効となるものです。

 

そこで2枚のカードを保有し、1枚で航空券を購入、3か月後もう一枚で現地の交通機関を利用すれば、合計6か月まで保険が有効になります。そして期間が切れる半年後に日本へ帰国すれば、それでリセットされます。万一の病気やケガで多額の請求を受けるリスクをヘッジするために、この部分はしっかり考えておきましょう。

 

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持って行く荷物ですが、どれだけの生活用品を持って行くかの判断になります。メインは洋服や常備薬、化粧品、本などになるでしょう。日本の市販薬も手に入りますが、かなり割高です。

 

台湾の賃貸物件は基本、日本のウィークリーマンションのように家具家電がそろっています。ただベッドカーバー、枕、掛布団などの生活用品は、現地で購入しなければなりません。日本で使っていたものを持って行けばその分だけ節約できますが、あとはスーツケースの空き容量との相談になります。

 

Aさんの場合は、スーツケースを2つ持ってきていました。足りない分があれば、次回帰国時にまた持ってきてもいいでしょう。最後帰国の際には、洋服などは船便で送り返すこともできます。

 

また台湾では、LINEやFacebookが基本的な連絡手段となります。持っていない方は、事前にアプリをダウンロードし、アカウントを作っておきましょう。

こうして日本での準備が終われば、後はいよいよ台湾行きです。

 

 

悠游卡を購入する

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台湾に着いたら、まずコンビニで悠游卡もしくは一卡通を購入してください。日本でいうSuicaのようなものです。これがあれば、バスや電車(各停)に乗ることができ、コンビニで買い物もできます。一枚100元で売っていますので、好きなデザインを選び、その場でチャージ(充值/儲值)をしましょう。

 

どちらか一枚あれば大丈夫ですが、中部だと悠游卡、南部では一卡通の方が便利かもしれません。ただデザイン的に言えば、悠游卡には子供向けのものしかないため、一卡通の方が無難なように思います。

部屋探しでは電車やバスに乗ったり、レンタルサイクルを利用する必要も出てきます。これ一枚で、あなたの機動力は大きくアップするでしょう。

 

 

携帯電話を契約する

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続いて、部屋を探す前に帯電話を契約します。部屋探しに際しネット接続は不可欠であり、また連絡手段も必要となるからです。仕事で来た方は会社から支給されたり、契約を手伝ってもらえますが、プチ移住の場合はすべて自分でおこなわなければなりません。

 

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契約は月額プラン契約(月租)とプリペイド式(預付)があります。プチ移住の場合はプリペイド式で十分でしょう。ただし通話料は月額プランに比べて割高になります。ちなみに私は仕事用とプライベート用として、月額とプリペイドの2台持っています。

 

月額も最近格安のプランがいろいろ出てきています。ネット接続ギガ放題(吃到飽)のプランでも月数百元で契約できます。

プリペイドは、通話料と通信料を別々にチャージします。プリペイド分のお金が無くなりそうな時や期限が切れそうな時に、再び追加でチャージを行います。コンビニでもできますが、営業所が便利です。

 

通信会社大手は、中華電信、大哥大、遠傳があります。街中にはそこら中に営業所が存在しますので、お好みで通信会社を一社選び、パスポートを持参して契約、受け取ったSIMカードを日本から持ってきた携帯に差し込めばOKです。

 

AさんはどこでもOKと言っていたので、私と同じ大哥大に連れて行きました。悠游卡と電話番号があれば、レンタルサイクルも借りやすくなります。

 

 

住む街を決める

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私の場合、会社の近くということで選択の余地はありませんでした。しかしプチ移住では自由です。海のそばだろうが、山の上だろうが、離島だろうが、少数民族の村だろうがどこでもかまいません。もしどこに住んでもいいと言われたら、私は高雄の鹽埕か旗津辺りで暮らしてみたいですね。

 

Aさんは台湾に来て最初の一週間、ホテルに泊まりながらいくつか街を見て歩き、住みたいと思う街を選びました。そしてレンタルサイクルで街を回り、街の中でも生活に便利そうな地区を選んだようです。その後その地区から近いホテルに移り、部屋探しを行いました。

 

Aさんのようにプチ移住の際に街選びを行ってもいいのですが、時間が作れる場合は、 事前に訪台して旅行がてら街選びを済ませてしまった方がいいでしょう。そうすることで、渡航前に日本での下調べが可能になります。

 

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大都市での候補地としては、台北、台中、台南、高雄があります。中規模都市だと、大都市の周辺の街や、彰化県雲林県嘉義県が候補になるでしょう。

ただ特別な思い入れがあったり、予算に余裕がある人以外は、台北、新北などの北部は避けた方が無難です。その地域の家賃は東京周辺並みに高いからです。

 

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台北周辺と基隆を含めた北部は雨が多く、新竹や苗栗は客家の方が多い印象です。台中、彰化の海沿いは風が強く、冬は寒くなります。雲林は廟以外特になにもありません。嘉義から南、台南辺りになると夏かなり暑くなり、電気代がかさみます。

高雄にはさらに大気汚染の問題があります。大気汚染の街ランキングが公開されていますので、事前に調べた方がいいでしょう。屏東になるとただただ遠いという印象です。少数民族に興味がある方は、花蓮や台東などの東部か、南投県がいいでしょう。

 

また大きな街にはそれなりに物件がありますが、小さい町になると賃貸物件自体が少なく、部屋探しはかなり難航します。ただ大学がある町だと、賃貸物件もそれなりに見つかります。

 

私のおすすめは中部です。私が中部好きというのもありますが、北部のように雨が降らず、南部ほど暑くありません。家賃もそれなりです。台中市でも豊原など周辺の区へ行けば、結構田舎なのでのどかで住みやすいでしょう。

 

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街を回る際のポイントは、日本で部屋探しをする時と同じです。市場、スーパー、レストラン、コンビニなどの生活インフラがそろっているか、騒音の問題はないか、大気汚染は大丈夫かなど、もしプチ移住中に台湾をいろいろ周りたい方は、駅から近い場所がいいでしょう。自強号が停まる駅だとさらに便利です。

 

台湾の場合、駅に近いから家賃が高くなるという訳ではありません。そこで、駅近くで部屋を探すのも一つの手だと思います。中部で自強号が停車する主な街には、竹南、苗栗、後龍、通霄、苑里、豊原、大甲、清水、沙鹿、彰化、員林、田中、斗六、斗南などがあります。

 

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お目当ての地区がある程度絞れれば、あとはその地で部屋を探すだけです。ただ順調に見つかるとは限りませんので、念のために次の候補地も用意しておきましょう。

 

 

部屋を探す 

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プチ移住者が部屋を借りることはそれほど難しくありませんが、いくつかのハードルが存在します。

 

1.言葉が通じない。契約書が読めない

2.契約期間が短い

3.旅行者(無職)という信用問題

 

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私の場合、最初の住居はオフィスから比較的近い場所に会社が用意してくれました。その後何度か引っ越しましたが、その際は自分で探して契約し、会社に申請をしています。プチ移住の場合は領収書がいらないので、その点はプラスに働きます。

 

Aさんのケースでは、気に入った街の不動産を訪ねたところ、物件の紹介はしていないと断られました。そうなんです、台湾の不動産屋はほぼほぼ賃貸物件の紹介はしておらず、売買のみを仲介しています。まれに小さい不動産屋が賃貸の仲介もしていますが、わざわざ手数料を支払う意味はあまりありません。

 

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不動産屋に頼れない台湾の人たちは、以下の方法で物件を探しています。

①知り合いからの紹介

②路上の掲示板や物件の壁に貼られた広告

③ネット上での物件検索

 

Aさんの場合、現地に知り合いはいませんから、①は当然無理です。そこで②か③の方法を採ることになりました。

②の方法は、希望の地域を歩いて、写真のような空き室広告を見つけたら、そこに書かれた大家さんに直接連絡をして状況を確認し、良さそうならば内見させてもらいます。しかし広告だけでは詳細な内容がつかみづらいため、無駄足となる可能性は必然的に高くなります。

 

そこで③を基本に進めながら、その過程で②を見つけた際、良さそうだったら電話をしてみるという方法がベストだと考えます。

 

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そこでこの記事では、③のネットで物件を探す方法について、詳細に解説していきます。

 

いくつか賃貸情報サイトがありますが、実際『591』以外はあまり使えないので、物件探しは591に絞ってもいいでしょう。サイトよりはアプリの方が使いやすいため、まずはアプリをダウンロードしてください。正式名称は「591房屋交易」です。FBにも物件紹介のグループがいくつもありますが、プチ移住の場合は「591」に絞って問題ありません。

 

下記のリンクは591のサイトになります。台北と書かれていますが、ページ内で地域を選択できますので、日本にいる時から検索をして、おおよその相場を把握しておくといいでしょう。 

 

次にこのサイトでピックアップした物件を優先順位順に並べ、電話を掛けます。ここでまず、1の言葉が通じないという問題にぶつかります。中国語でのやり取りが問題なくできるという方は、直接連絡をして内見のアポをとればOKです。

 

ただ日常会話ができるという方でも、大家さんと電話で直接連絡を取ることは実際かなり困難でしょう。さらに言葉がよく通じないという理由で、断られてしまう可能性も大きくなります。この場合、言葉が話せる人を探してお願いするしかありません。

 

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1.中国語が話せる日本人にお願いする。

台湾には現地在住の日本人が大勢います。その中で語学が上級レベルで、かつ可能であれば部屋探しの経験がある人を探します。台湾関連の掲示板がいくつかありますので、そこで探すことも可能です。その際は御礼という名目で日当をお支払いましょう。

 

ただ現実的に、なまっている人が多い台湾で、電話で問題なくやり取りをしたり、契約書の内容を正しく理解できる方はまれです。また部屋探しのルールが分かっていないと、いろいろな点で不利益を被る可能性がでてきます。

 

 

2.日本語が分かる台湾人にお願いする。

信頼できる方が見つかれば、これが一番確実です。ただ台湾に頼める知り合いがいないという方がほとんどだと思います。その場合は、宿泊しているホテルのフロントの方に紹介できる人がいないか聞いてみてください。それなりにバイト代を出せば見つかるかもしれません。

 

もしくは日台交流掲示板でお手伝いいただける方を探すのも一案ですが、信頼できるか否かが問題です。そのため事前にネットで台湾の友人を作り、その方にお願いする、もしくは知り合いを紹介してもらう方法が確実です。(その場合も御礼は必ずお支払いしましょう)

 

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ほとんど言葉が話せないAさんの場合も、英語を駆使して不動産屋で紹介してもらおうと考えていたようですが、賃貸の紹介はやっていないと断られました。その後共通の知り合いを通じて、私のところに連絡が入りました。

希望の街が同じ中部だったということもあり、週末の2日間、物件探しを手伝いました。ただ自分の物件探しとは違い、女性の場合はより慎重に物件を選ばなければならないため、かなり苦労しました。

 

入居後にコミュニケーションが取れないという心配から契約を断られることもあります。そこで簡単な会話、せめて筆談だけでもできるようにしておいた方が無難もしれません。

Aさんのケースでは、緊急連絡先として私の携帯番号を契約書に記載することを求められました。さらに大家さんのLINEも追加しましたが、結局連絡がくることはありませんでした。

 

それでは、591で物件をどのように探すのか、実際に見ていきましょう。

 

 

「591」での物件探し

591の具体的な使い方を説明してまいります。例として、台中市北部の街、豊原区で探してみたいと思います。

 

1.物件の検索

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これが591アプリを立ち上げた際のトップページです。

ここで真ん中の選択項目の中から「租屋」(賃貸)を選びます。

 

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すると台湾全体の賃貸情報の一覧が表示されますので、ここから絞り込みを行っていきます。一番上に出てくる「精選」という物件は、大家が追加料金を支払い上の方に表示されるよう設定されているものなので、必ずしもいい物件とは限りません。

 

このページでは、上部に表示される選択項目のタブから条件を絞り込んでいきます。

「區域」地域  物件を探す地域を絞り込みます。

「類型」タイプ 物件のタイプで絞り込みます。

「租金」家賃  家賃の幅を設定します。

「更多」その他 部屋の広さやキッチンの有無、ペット可などを選択します。

 

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「區域」から台中市を選ぶと、横に台中市に属する区の一覧が表示されます。そこで豊原区を選択します。

 

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次に「類型」で物件のタイプを選びます。候補は以下の3項目です。ほかは店舗物件やオフィス、一軒家になります。

 

「獨立套房」 マンションやアパートなど、もともと1部屋ごとが独立して建設されたタイプ

「分租套房」 建物の中を後から複数の部屋に仕切り、賃貸物件としたタイプ

「雅房」   バス(シャワー)、トイレ共同

 

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「獨立套房」は、一般的なアパートやマンションの部屋になります。これを選択しておけばまず問題ありません。

 

「分租套房」は、部屋にトイレやシャワーがついていますが、部屋の仕切りが簡単なケースが多く、騒音の問題、電気代の分担方法等々のちのちトラブルが起こる可能性が「獨立套房」より高くなります。

 

「雅房」は、賃料が安く節約できますが、一般的に家賃が安いところは、比例して住人の民度が低いと言えます。これは日本と変わりません。そこで特殊な事情がある人以外は避けた方がいいでしょう。

 

ただ「獨立套房」を選択しても、中に「分租套房」が混ざっていることがあるため、内見時にしっかりと確認してください。

 

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「租金」では家賃の予算を設定します。自定義とある枠内に最低金額と最高金額を入力します。少し幅を持たした方がヒット件数が多くなり、比較しやすくなります。

 

まず6,000-7,000元で検索してみます。地方都市では5,000元台でも見つかりますが、女性が一人で住むことを考えると、最低でも6,000元以上がいいのではと思います。

台北で探すとしたら、最低10,000元からスタートでしょうか。地方都市で10,000元も出せば、かなりいい部屋を借りることができます。

 

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「更多」では、その他の検索条件を設定をします。

 

例えば、部屋数、坪数、広告主、建物のタイプなどです。ここでは一度に複数の項目を選べないため、正直使い勝手はよくありません。また絞り込みすぎると、台北や台中の中心部でない限り、ほとんどヒットしなくなってしまいます。

 

ここで重要となるのが、一番下にある「型態」(建物のタイプ)です。

「公寓」  低層のエレベーターのないマンション

「電梯大樓」5、6階以上のエレベーター付きマンション

「透天厝」 内廊下式の共同アパート

「別墅」  一軒家

 

まず「公寓」ですが、これまでこれに分類されている部屋を見たことがないため、無視してもいいでしょう。一軒家も候補にはならないため、必然的に「電梯大樓」か「透天厝」での選択になります。 

 

「電梯大樓」は、日本のエレベーター付きマンションとほぼ同じです。

問題は「透天厝」です。このタイプは日本にはないため、少し分かりずらいかもしれません。

 

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「透天厝」は台湾でよく見かけるタイプの建物ですが、3、4階建ての建物が横に何軒もつながっているものがこれにあたります。一般的に1棟の中に一家族が暮らしていますが、1棟を数部屋に分けて賃貸物件としているところも存在します。

 

特徴としては、共同の玄関扉があり、内廊下や階段の先に各部屋の扉があります。部屋はトイレシャワー付きで独立しています。しかし扉がかなり簡単なつくりなため、隣室の物音が扉を通して聞こえてくることもあります。壁は板張りからコンクリのものまでさまざまであり、これは内見時に壁を叩いてしっかり確認しましょう。いずれにしろ「電梯大樓」より防音性やプライバシーの面で劣ります。

 

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「電梯大樓」は、日本で言うマンションのような物件です。ただ部屋の坪数にエレベーターの面積も含まれているため、同じ坪数でも「透天厝」より狭くなる傾向があります。8坪の「透天厝」は居室が6畳ぐらいの感覚で、一人暮らしでは問題ありませんが、「電梯大樓」の8坪となると4畳半程度となり、かなり狭く感じます。また管理費を別途取られますので、家賃は必然的に「透天厝」より高めです。

 

また「透天厝」は一人の大家さんが建物全体を管理していますが、「電梯大樓」では部屋ごとに所有者が異なるケースがほとんどです。そのため、何かトラブルが起きた際は管理事務所が対応しますが、やや厄介だと言わざるを得ません。 

 

部屋の大きさは、「透天厝」ならば8坪以上あれば大丈夫でしょう。「電梯大樓」では10坪は欲しいところです。寝に帰るだけの部屋であれば8坪でも大丈夫そうですが、部屋にいる時間が長くなるケースでは、息苦しく感じると思います。また591に記載の坪数は当てにならないこともままあるので、内見時に確認するしかありません。

 

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ごみ出しの面では「電梯大樓」に大きなメリットがあります。台湾で生活を始めて最初に驚くことは、近所にごみ捨て場がなく、周ってくるごみ収集車に自らごみ袋を投げ入れなければなりません。

 

ごみ収集車が回ってくる時間も、ルートにより午後4時だったり、夜7時だったりします。早い時間帯に回ってくる場所では、当然帰宅後では間に合いません。その際は、ルート周回後に決まった場所で停まっている収集車に自ら持って行くか、休みの日にまとめて出すなど方法を考えなければいけません。その点大きな「電梯大樓」には、たいていごみ箱が設置されており、管理人がまとめて収集車に捨ててくれます。

 

ただプチ移住の場合は、そんな心配はいりません。ごみ捨てタイムは近所の方たち(ほぼ老人)との交流の場でもあるので、ここで積極的に交流してもいいでしょう。ただ当然メリット、デメリットがありますので、それは個人の判断に委ねます。

 

私はごみ捨ての際に知り合った近所の方と一緒に食事に行ったりしていますが、プチ移住で女性の場合は、最初は外国人が住んでいることをあまり触れ回らない方がいいかもしれません。ただ可愛がってもらえれば、いろいろ相談にのってもらったりできると思います。

 

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家賃まで設定を終えると、計35件が引っかかりました。豊原区は賃貸物件がまだ多い街になるので、さらに小さい町となると検索結果が一桁なんてこともざらです。 

 

置頂とあるのは広告のように上へ来るよう設定されているものなので、とりあえず無視してその下から見ていきましょう。ただ必ずしも良くない物件という訳ではないので、当然候補に含めても問題ありません。

 

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検索結果が少し少なかったので、6000-8000元とさらに1000元検索の幅を広げてみました。すると計47件まで増加しました。画面に6000-7000元と表示されているのは、前回検索した内容です。

 

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右下にある「排序」から、家賃の高い順に並べ替えます。

 

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一覧の中から良さそうな物件をクリックして、詳細を確認します。写真掲載は16枚とあるので、横にスライドしながらチェックしてみましょう。

 

次にこのページに書かれている情報を確認します。

 

「押金」 敷金・保証金 通常2か月です

「現状」 部屋のタイプ  

「坪数」 部屋の広さ  実際見てみないと分かりません

「樓層」 階数     結構適当です

「型態」 建物のタイプ

「格局」 その他建物の構造

「車位」  駐車場

 

ページの下には大家さんの名前と連絡先があります。「屋主」は大家、代理人は大家の知り合いが代わりに対応します。「仲介」は不動産屋が間に入っているケースです。

 

先にも書きましたが、台湾の不動産屋はほとんど売買のみで、日本のように賃貸の仲介はやっていません。ただ中には小さな不動産屋が出している情報もあるので、手数料を節約したい場合は避けた方がいいでしょう。

 

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家具設備は、室内に備え付けの家具や設備の一覧です。この一覧にないものは、下の説明欄で補足されていることがあります。台湾の賃貸物件のほとんどが家具家電付き、シャワーのみバスタブなし、キッチン(開伙)なしです。


左上から、ベッド、洋服ダンス、ソファー、机、椅子、洗濯機、冷蔵庫、テレビ、クーラー、湯沸かし器、ネット、ケーブルテレビ、ガス、キッチン、ペット です。

 

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台湾では、多くの物件でキッチンはついていません。そのため、外食かデリバリー、またほとんどの食堂ではテイクアウトが可能なので、持ち帰りになります。そう考えると、大きめの冷蔵庫が欲しいところです。

また電子レンジがある物件は非常に少ないので、ある程度長い期間滞在する予定の方は、安いものを購入した方がいいでしょう。

 

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また机や椅子がない物件、もしくは非常に小さく簡単なものしか備え付けがない物件もあります。自宅で食事をされる方やパソコンを持って行かれる方は、大きめの机や椅子がある部屋を選んだ方がいいですね。

机やその他不足している家具家電は、契約時に大家さんに頼むと、貸してもらえたり、買ってもらえることもあります。

 

ベッドセミダブルの部屋がほとんどです。クーラーは分離式ではない旧式のものだと電気代が高くなるので、できれば新しいクーラーの部屋を選びましょう。基本暖房機能はついていません。そのため寒さが苦手な方は、暖房器具を別途購入する必要があります。

 

私は中古の電気ヒーターと電気敷布団を購入しました。南国の冬でなんて大げさなと思われるかもしれませんが、台湾の住居は完全夏仕様となっており、毎年寒波がやって来ると、屋内での凍死事案が多数発生します。

 

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洗濯機が部屋にない物件もあります。その場合は、マンション住人共有で設置されていたり、近くにコインランドリーがあります。共有の洗濯機はあまり衛生的ではなく、週末に混み合うため、私はあまり好きではありません。

 

必要な家具家電がない場合でも、交渉次第で大家さんが購入してくれることもあるので、とりあえずお願いしてみる価値はあります。

 

ネットがない物件の場合、自分で契約しなくてはなりません。ただプチ移住のケースでネットの契約はかなりハードルが高くなりますので、最初からネット付きの物件を選びましょう。

 

ガスは、湯沸かし器がガスの物件です。ただ電気の方が安上がりのような気がします。

 

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第四台はケーブルテレビです。これを契約していると、数十チャンネルの視聴が可能です。テレビをよく見る人や中国語を勉強したい人は、第四台ありの部屋がいいでしょう。日本の番組を放送しているチャンネルもあります。私はほぼ三立新聞しか見ませんでした。

 

第四台がないと映るチャンネルがかなり限られます。テレビを見ない人はなくても問題ありません。物件によっては第四台料金を別請求するところもありますが、家賃に込みという物件がほとんどです。

 

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家具家電の下にあるのは、その他条件になります。

 

「部屋の向き」 「朝」の次にある方角向きということです。

「管理費用」  管理費はエレベーター付きの建物では請求されますが、通常家賃に込みのところが多くなっています。

「最短契約期間」ほとんどが1年です。まれに半年もあります。

「契約者条件」 多くは学生もしくはサラリーマン(上班族)と指定されています。

「性別」  男女可もしくは女性のみになります。

「入居日」 入居可能日です。

 

その下にある最後の3項目は無視してかまいません。

 

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ページの一番下には、住所や地図が表示されています。ただ具体的な住所が書かれていない場合や地図が適当なこともよくあります。内見する場合は、電話をした際にしっかり再確認しましょう。

 

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物件一覧が表示されている画面の右上に、地図というアイコンがあります。この機能は非常に使えます。これを押すだけで、検索結果一覧にある物件の位置が地図上に表示されます。希望の地区がある場合は、ここから絞り込む方法が手っ取り早いです。

 

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地図の表記をクリックすると、その場所にある物件が表示され、さらにクリックすると詳しい内容を確認することができます。この作業を繰り返し、興味をもった物件を優先順位の高い順にピックアップしていきます。

 

 

内見に行く

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候補物件リストが出来上がったら、次は上から片っ端に記載されている連絡先に直接電話をかけます。ただ日中仕事をされている大家さんは出られないかもしれません。また代理人とある場合は、大家さんが違う街に住んでおり、代理人の方が内見、契約まで対応します。

 

電話が通じたら、「591を見ました。どこどこの物件の内見をしたい」と伝えましょう。もし大家さんが近くに住んでいたら、すぐに内見OKと言う場合もありますが、ほかの街に住んでいたり、日中仕事をしている場合は、夜もしくは日を改めてとなるかもしれません。さらにアポを取る際、電話をかけてもつながらない大家さんが結構います。その場合はメッセージを送っておきましょう。

 

また電話がつながったとしても、借主についていろいろ聞かれ、そこで断られることも多々あります。例えば言葉が話せない、仕事をしていない、外国人だからなどといった理由です。ただ幸いにも台湾での日本人の印象は非常に良いため、逆に好意的に見てくれる方もいます。

 

私の場合、言葉や仕事という点で断られたことはありませんが、半年契約を希望のため断られたことや女性限定であったために断られたことがあります。Aさんの場合では、同じく期間で断られたり、職場はどこですか?と聞かれ断られたりしました。内見は少なくとも5か所以上見てから決めた方がいいと思います。

 

大家さんにもいろいろなタイプがいて、何棟もマンションを所有している人、投資用に一部屋だけを貸し出している人、物件のすぐそばに住んでいる人、ほかの都市や海外に住んでいて代理人に管理を任せている人などです。さらによく気にかけてくれる人、いろいろ口出しをしてくる人、家賃の支払い以外まったく連絡がない人と様々です。

 

無事アポが取れたら次は内見です。 

 

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内見の際に確認する項目としては、家賃、家賃以外に支払うもの、支払い方法、電気料金の計算方法、契約期間、部屋の防音性、ネットの速度、備え付けの家具家電、女性だったらセキュリティ(防犯カメラの有無、鍵の状況)などです。最近は防犯カメラが付いている物件が多くなっているように思います。

 

問題の契約期間ですが、表記に1年以上とあっても、直接交渉すると半年でOKとしてくれる大家さんも結構います。また半年、さらには3か月といった短期の契約でも、家賃に多少上乗せすることを提示すれば、十分交渉の余地はあります。

 

たとえば大家側が月7000元で1年契約を希望している場合、月7500元で半年契約を提示すれば、ほぼOKいただけると思います。期限前の退去は1か月分の家賃を引かれてしまうので、できる限り短い期間で契約できればのちのち助かると思います。

 

またプチ移住ということで家賃の支払いを心配され断られた時は、半年分前払いを提示してみましょう。それでこの問題はクリアできます。

 

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電気代の計算方法についても、忘れずに確認をしましょう。

 

電力会社と直接契約するケース、電力会社からの請求をそのまま大家に支払うケース、1度(kw)いくらで計算して大家に支払うケースがあります。一般的なものは最後のケースで、さらに一番多いのが1度5元ですが、これだとやや割高になります。ほかにも1度4元という物件や6元という物件も存在します。

 

台湾の電気量は使えば使うほど1度あたりの料金が高くなるため、あまり使わない人の電気料金は1度あたり3元を切ります。またクーラーをガンガンに使用している人は、夏場は5元を超えることもあるようです。

 

家賃以外にかかる可能性がある費用は、水道光熱費、ケーブルテレビ(第四台)代、管理費用、ネット代などです。「電梯大樓」だと管理費用が発生するところが多いですが、「透天厝」 だとまずありません。

 

一般的には、家賃以外には電気代、水道代を支払い、ケーブルテレビ代やネット代などは込み込みというところが多くなっています。台湾では水道代がかなり安いので、一か月100元と固定にしているところか、家賃に込みというところが多いと思います。

 

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台湾の水道水は直接飲めません。そのため浄水機能付きの冷温水器が備え付けられている物件であれば、ミネラルウォーターを購入するお金と労力を節約できます。スーパーなどでミネラルウォーターを購入していると、ひと月数百元は余分にかかります。

 

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節約したい人は、道路わきやスーパーで見かける水販売機を利用するといいでしょう。ただミネラルウォーターよりは格段に安いのですが、そのまま飲むことはできないため、一旦煮沸する必要があります。

 

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内見時に旅行者(無職)と説明した場合、台湾でなにをするつもりなのか、また家賃を支払う収入源について聞かれると思います。仕事をしていれば会社名と所在地を伝えれば問題ないのですが、プチ移住ではそうもいきません。

 

大家さんはおかしな人間ではないか、家賃をきっちり支払ってくれるか、部屋を汚さないかといった点を重視しています。滞在理由は「人生の夏休みを謳歌したい」でもいいと思いますが、ある程度何かしらの目的(もっともらしい方便)を伝えた方が、大家さんも安心するでしょう。

 

例えば、生活しながら実地で中国語を勉強したいとか、ライターを目指していて将来台湾文化に関する本を出したいとか、絵が好きで台湾の風景を描きたいとか、台湾全土を旅して将来台湾に関係する仕事に就きたいなどです。

 

ちなみにAさんは、中国語を勉強しながら台湾の伝統文化を調べたいと適当なことを言っていましたが、実際語学交換で現地の人と中国語を勉強し、台湾各地をいろいろめぐっていたようです。

 

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ここまでの説明を読んで、台湾の物件は日本と比べて非常に借りやすいと感じたのではないかと思います。日本で契約する場合には不動産屋を通さなければならず、最近は保証会社が必須な物件も多くなっています。

そのため契約時には、敷金礼金、仲介手数料、火災保険、保証会社、更新時には更新料、退去時には清掃費を取られ、中には安心サポートや浄水器代といったいらないものまで請求されることがあり、入居時だけで数十万というお金が飛んでいきます。

 

その点台湾は、591を見て大家さんに直接連絡、気に入ればその場で契約・支払い、即日入居OKです。初期費用も家賃1ヵ月、保証金として家賃2か月分のみになります。しかも保証金は、日本の敷金のように清掃料を引いたりしません。特に損壊した部分がなく、自分できれいに清掃して退去すれば全額戻ってきます。私は数回引っ越ししていますが、一度も引かれたことはありません。 

 

もし台湾に再び来る予定がなければ、退去1ヵ月前に保証金を日本円と交換することができないか相談してみてください。大家さんと信頼関係ができていれば、OKしてくれるかもしれません。2か月分の保証金を帰国時にまた日本円に戻すのは正直もったいないと思います。

 

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②の貼り紙、広告から探す方法でも、③の591と同様に大家さんに直接連絡して内見、契約となります。 

 

Aさんは結局計6件を内見し、2番目に見た物件に決めました。内見したうち、半年契約希望ということで断られたのが1件、その他理由で断られたのが1件です。残り4件はこちらが気に入れば契約OKでした。

 

 

契約をする

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賃貸契約については、決まったフォーマットの契約書に追加事項を書き込むという方法を採用しています。契約書にはいくつか種類がありますが、借り手が一方的に不利になるようなことは書かれていません。ただ契約書の内容は、やはり中国語がわかる人と一緒に一項目ずつ慎重に確認した方がいいでしょう。

 

フォーマットにない追加項目があれば、空欄に手書きで追記します。さらに大家さんと室内設備の種類や数、電気メーターの数字などをお互い確認し記入していきます。大きな傷や汚れなどもその際に確認しておきましょう。

もし入居後に気になったところが見つかれば、写真に残しておいた方が安心です。契約書に名前を書いて、拇印を押せば契約完了となります。最後にお金を支払い、その場で鍵を受領します。

 

賃貸契約に不動産会社を通さないため、この段階でしっかり大家さんの人となりや契約内容を確認しておかないと、後々もめる可能性も出てきます。異国の地でもめると外国人は非常に不利なので、十分気を付けてください。日本と違い、基本店子よりは大家の方が立場が強くなります。私も台湾ではありませんが、中国で一度大家との間でのトラブルを経験しています。

 

管理会社が間に入らない分、なにかあってもあとは大家との話し合いになります。ほとんどはいい大家さんですが、一部あまり良くない人もいるということを常に心がけておきましょう。契約まではいい顔をしますが、契約後に態度がコロッと変わる人もいるかもしれません。台湾のニュースを騒がせた「惡房東」のような人間もまれにいます。彼女はいまだ刑務所に入っておらず、名前を変え大家業を続けています。

 

話は少しそれますが、台湾は治安がいいとは言っても、それはほかのアジア諸国と比較した場合であって、日本と比べると、交通事故も、軽犯罪も、暴力事件もかなり発生しています。また台湾には、外労と呼ばれる外国人労働者がたくさん生活しており、その人たちによる犯罪も社会問題となっています。

 

私が住んでいたマンションにも警察が来たことがあります。私が建物から出ると声をかけられ、警察だけど1階のオートロックを開けて欲しいと頼まれました。本物ですか?と尋ねると拳銃の入ったホルダーを見せられました。念のため大家さんに連絡した後、入口のカギを開けました。どうやら住人にクスリをやっている人間がいたようです。

 

私がニュースを見ていて一番驚いたことは、台湾では凶悪犯罪者を簡単に保釈していることです。人を殺しても、数十万で保釈されたりします。例えば隣人を殺した殺人犯が保釈され、また元住んでいた家に戻ってきて生活したりしているのです。しかも台湾では改名も簡単です。台湾は安全だという話を過剰に鵜呑みにはせず、外国にいるという警戒心を頭の隅に常に持って行動してください。

 

また知り合いの少ない台湾で、万一なにかあった時にお世話になる可能性があるのは大家さんです。そこで、大家さんとの良好な関係を維持するためにも、旅行や一時帰国した際は、なにかお土産を買っていくといいでしょう。私は帰国するたびに、大家の娘さんから買い物を頼まれています。

 

話を戻しますが、契約時に支払うものは、先に書いたように家賃1か月と保証金(2か月が相場)です。契約の前にお金を準備しておきましょう。また身分の確認としてパスポートを提示します。コピーを要求される場合もありますが、退去時に返してもらいます。 

家賃は直接手渡しと銀行振込に分かれます。台湾の銀行の面白いところは、同じ銀行であれば振り込みではなく、大家の口座に直接入金という形で支払うことができます。

 

入居後住居に何か問題が起きた時は、「透天厝」 では直接大家さんに、「電梯大樓」は大家もしくは管理事務所に連絡します。大家さんとの連絡はもっぱらLINEです。

 

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は一般的に交換されていません。そのため心配な方は自ら費用負担をすることで交換できますので、その旨を大家さんに伝えましょう。鍵の複製が必要な場合は、街の鍵屋さんで数十元でスペアを作ってくれます。入口のオートロックの鍵の複製は300元ほどかかります。

 

また忘れずにごみ捨ての時間帯や収集車のルートも、前もって大家さんに確認しておきましょう。 大きい街になるとごみ収集車アプリも存在します。

 

 

銀行口座開設

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部屋を借りることができたら、次の大仕事は銀行口座の開設です。なくても何とかなりますが、多額の現金を部屋に置いておく訳にはいかず、いろいろ不便です。またチケットの購入など、銀行口座がないとできないこともあります。  

 

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銀行口座開設に必要なものは、パスポート、居留証、台湾での住所や電話番号、入金分現金、そして「中華民國統一證號基資表」です。 

中華民國統一證號基資表は移民局にて申請しますが、プチ移住者でも申請可能です。具体的な申請方法については、いろいろなサイトで紹介されていますので、そちらをご参考ください。

 

ただプチ移住者にとっての問題は、この中華民國統一證號基資表ではなく、居留証がないことです。そのため銀行口座の開設は簡単ではないかもしれません。根気強く銀行をまわってOKなところを探しましょう。

 

銀行の窓口で新規口座開設と伝えると、住所や仕事を聞かれます。そして居留証がないことにより上司が呼ばれ、詳しい事情の説明を求められます。あとは責任者の判断となるようです。 

Aさんは2軒目で開設できましたが、現在はより厳しくなっていると聞きます。

 

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次に生活費を持っていく方法です。現金、T/C、国際キャッシュカードで引き落とし、クレジットカードでキャッシングといろいろありますが、私はキャッシングがいいのではないかと思っています。私も一番最初の生活費や臨時で多額のお金が必要になった時は、キャッシングを利用しています。

キャッシングの問題点は利子ですが、それでも現金を持って行くよりは大分有利になり、前倒しで返済が可能なカードもあります。

 

キャッシングにしろ、現金にしろ、部屋にお金を置いておくことは、防犯上あまり良くないので、やはり銀行口座はあった方が助かります。

 

月の生活予算については、その人の生活レベルで大きく変わってきますが、目安として、家賃7,500元、水道光熱費1,500元、通信費500元、食費10,000元、生活用品等2,000元と、計21,500元+遊興費や旅行代になります。

地方都市に住んで贅沢をしなければ、月75,000円ほどで普通に生活できてしまいます。ビザランの航空券代を含めても、1年で100万円+旅行代や遊興費の予算で済むでしょう。

 

 

買い出しに行く

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部屋の契約が終わり鍵を受け取ったら、そこはもうあなたの城です。さっそく生活に必要なものを買い出しに行きましょう。

 

都市部であれば、近くに「大買家」や「大潤發」などの大型スーパーがあると思います。大量に買い物が必要になるので、バスではなくタクシーで1、2往復してしまいましょう。ただ大型スーパーよりも、近所の「五金店」(小さなホームセンター)で売っている商品の方が安かったりします。

 

部屋は大家さんが事前に掃除をしていますが、けっこう適当なので、まずは掃除用具を購入し自分でしっかり清掃をした方が快適に暮らせます。私は念のため、引っ越しのたびに必ずバルサンをたいています。台湾の小強(ゴキブリ)はかなり大きいですが、幸い部屋の中で見たことはありません。

 

台湾では蚊などの繁殖を抑えるために、年に1回街の消毒が行われ、ドブなどに一斉に殺虫剤が撒かれます。消毒の後しばらくは、死にかけのでかい小強が道端でウロウロしているのは風物詩です。消毒の日はニュースなどでアナウンスがなされ、また大家さんから連絡や掲示があると思います。台湾で生活をしていると外出を控えた方がいいときが3回あります。それは、台風、消毒、そして防空演習です。

 

 

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買い出しではまず寝具一式、電気ケトル、扇風機、その他生活用品を購入する必要があります。買い物の場所は大家さんに尋ねておくといいでしょう。すぐに必要のないものは、ネットで購入した方が安く上がります。

 

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最初はPCHome、蝦皮あたりを登録しておけば十分です。銀行口座を開設した際にクレジット機能付きカードを作成しておけば、台湾のカードで決済できます。ただ実際はコンビニ受け取り払いが便利です。

 

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次に家の近くを周り、これから買い物に使うであろう市場、スーパー、コンビニ、五金店や食堂、水販売機、バス停、駅、銀行などの場所をGoogleMapに落とし込んでいきましょう。

 

 

その他

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プチ移住の間は、部屋でずっとぼーっと過ごしてもいいし、ぶらぶら散歩をしてもいいし、台湾中を旅行してもいいし、プチ移住生活をブログで紹介してもいいし、なにか興味が持てることを探してもいいでしょう。その期間はなにもかも自由です。

 

ただ無目的にプチ移住をしても、正直1ヵ月もすれば飽きてくると思います。ネットの日台交流掲示板やFBのグループなどを活用し、台湾の友達を見つけることができれば、あなたの台湾での生活はグッと広がっていきます。最初は語学交換のサイトを活用し、台湾の人たちと語学交換をしながら、気の合う人を探してもいいかもしれません。

 

ただ台湾人の性格は日本人とは違います。一般的に日本人は友だちになるまで時間がかかりますが、その後友情は長く続きます。しかし台湾人の場合は、知り合ったらすぐ友だちになり、そしていつの間にか連絡がなくなります。これは国民性の違いですね。

 

 

最後に

Aさんはその後大家さんと仲良くなったようで、引っ越しせずにそのまま最初の部屋に1年ほど住んで日本へ帰国し、無事社会復帰を果たしました。そしてその後もちょこちょこ台湾旅行にやって来ているようです。

 

長い人生でのちょっとの寄り道、とても素晴らしいと思います。私も昔バックパッカーとして世界を回りました。プチ移住に興味を持たれている方は、いま決心すれば、1か月後には台湾の食堂に座り、スクーターの波を眺めながら、魯肉飯を食べていることでしょう。

 

最後になりますが、ビザなどの入国・滞在に関する条件は突然変更される可能性がありますので、必ず最新の情報を収集してください。

 

 

このブログでは、 毎年台湾で数十万人が参加し、最大の盛り上がりを見せる道教巡礼イベント「徒歩進香」を紹介しています。信徒でなくても、旅行者でも気楽に参加できます。

道教や廟に興味がある方、ウォーキングや賑やかなイベントが好きな方は、ぜひ一度参加してみてはいかがでしょうか。台湾のことがより好きになると思います。

 

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